植物によくある8つの問題と対処法
植物は、何かがおかしければある程度訴えかけてきます。しかし問題は見た目に現れるだけなので、植物の世話をする人は一体原因は何なのか、困ってしまうことがあります。
どんなに熱心に植物の世話をしても、いつも何かしらうまくいかないことがあります。悲しいかな、草木の問題はよくわかりません。どうしていいかもわかりません。ある日緑に輝いていた植物が、次の日には枯れてくすんでしまいます。
自然界を理解するのはなかなか難しいのですが、植物が伝えようとしていることを何とか読み取ってみましょう。よく言うように、経験は最良の教師なので、失敗から学びましょう。
以前に、植物に何かひどいことが起こったのであれば、次のときは問題に対処できるよう、何でも覚えておきましょう。
そこまで手間をかけられない人は、植物によくある、すぐに対処すべき8つの問題に注意してください。
茎がひょろ長い
新しく植えた植物の茎がひょろ長くなっている場合、日当たりに問題があります。植物の弱々しい成長は自然光の不足を示すわかりやすい兆候です。
そういう場合には、植物を別の場所に移して、必要な自然光を十分に与えなければなりません。期待通りに生い茂るためには、より明るい光か、より長く日に当たる必要があります。
葉が萎れる
ひょろ長い茎とは反対で、しおれたり日に焼けたりした植物の葉は、太陽を浴びすぎています。 植物が熱くなりすぎて文字通り焼けているというサインです。
熱帯植物の葉は直射日光で焼けやすいので、直接日が当たらず、日光を浴びすぎない場所に置かなければなりません。また、窓ガラスが日光を拡大させて植物に深刻な火傷を起こすこともあるため、窓から離しておく必要があります。
西陽が強い場合も観葉植物を傷めるので、避けるようにしてください。
葉の周りが茶色くなる
植物の葉の周りが茶色くなっていたら、空気の乾燥か水不足が原因です。肥料をあげすぎたときも、葉が焼けて端が茶色くなることがあります。
肥料を使用する場合は、必ず注意事項を読んで、記載の使い方にならいましょう。肥料が薄すぎる分には植物は焼けないので、まだマシでしょう。このように気をつければ、植物はきっと期待に応えてくれるでしょう。
葉が落ちる
植物の葉が落ちてしまう場合、主な原因の1つは、水やりが多すぎるか少なすぎるかです。植物が枯れないよう、定期的に土の表面に指を差し込んで状態をチェックしましょう。
一般的に、土壌の上から2インチがすでに乾いていると感じたら、植物にまた水をあげていい頃です。 植物に脱水症状が見られたら、とりあえずは水をやりましょう。
植物の完璧な水やりを覚えるまでには時間がかかるかもしれませんが、だんだん慣れてきますし、手間をかけた投資はいずれ報われます。
葉が黄色くなる
また、葉に関してよくある問題で、葉っぱが黄色くなることがあります。これは自然と老化する植物にとってはごく普通のことですが、日に当たりすぎて起こることもあります。このようなときは、直接日が当たらない場所に植物を移して、状況が改善するか様子を見ましょう。
葉が丸まる
植物の葉が丸まっているときは、長いこと水不足が続いているか、湿度が低いサインです。 定期的に水をやって、さらに霧吹きで葉を湿らせてあげましょう。
傾いて成長する
傾いた成長は植物にとって大した問題ではありません。単なる見た目の問題で、特に植物を傷めるということはありません。
たとえば、カシワバゴムノキ(学名:フィカスリラータ)は、鉢を少しずつ回転させて全体的に日光を浴びせない限り、かなり傾いてくる可能性があります。まっすぐ育てるには、水をやるたびに少しずつ回転させなければなりません。
根が腐る
植物の根が腐っていると、水分や栄養分を土から適切に吸収することができません。 こうなると、土に十分な水をやっても脱水症状を起こします。
そういうわけで、根が水浸しになって腐らないよう、鉢植えには適切な排水穴が必要です。 また、植物を元気に回復させるためには水やりの定期的なスケジュールを立てましょう。