ヘリドーム(フランス・コスウィラー市

本や映画では、フランスの田舎には広大なひまわり畑と素朴な家があるように描かれていますが、ある家はそれに当てはまらないようです。それが「ヘリオドーム」です。北フランスで生まれた「ヘリオドーム」のコンセプトは、エリック・ワッサー氏によるものです。日時計のような形をしたこの家は、太陽光発電によって家の中の温度を調節することができます。ヘリオドームは、コンクリートの土台で支えられており、太陽電池パネルで発電した電力を給湯システムに利用しています。

周りには伝統的な建物が多いので、この家はこの地域では異例の存在と言えます。この家は傾いているので、夏の暑い時期には適度な日陰ができ、涼しさを保つことができます。また、冬は太陽が地平線上の低い位置にあるため、家の中を暖かく保つのに十分な日差しが差し込む。

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